粘土でつくったミニチュア中空土偶

ミニチュア中空土偶

2016年、東京の谷中ジンジャーさんで作成させていただいた土偶。

東京で土偶づくり体験といえば、谷中ジンジャーさん。一人で参加し、黙々と粘土をこねた時間を忘れません。私が体験した日は隣の席で親子が埴輪を制作していました。つくった土偶はお預けして焼いていただき、後日宅配便で届きます。焼く工程はわかりませんが、おそらく、陶芸と同じ要領で窯で焼いてくださっているのだと思います。

今、この土偶はリビングの机に横たわってます。普通に土偶が家にいる、という幸せ。土偶のミニチュアも購入できますが、自分でつくった土偶には愛着がわくというものです。

縄文文化交流センターの体験でつくった土偶の顔

カックウの顔

縄文文化交流センターの「縄文体験学習メニュー」で制作。

中空土偶が展示されている函館市縄文文化交流センターの体験メニューに「カックウのお顔をつくってみよう」という素敵な体験があります。土偶の模様の付け方がわかるので、土偶をつくった縄文人に思いを馳せることができます。

体験は粘土をこねて、かたちをつくるところまで。オーブン粘土といって、家でオーブンで焼くことのできる粘土を使用しているので、焼く前のやわらかい状態で家に持ち帰ることになります。新聞紙をしいた小さ目の段ボール箱に入れてもらえるので安心です。

フェルトでつくった土偶

フェルト土偶

市販のフェルトの型紙をアレンジして、型紙から作った。

「土偶の型なんてないよ~」という友人にそこをなんとか!とお願いして、「じゃあ、この型をアレンジして作ってみる?」と提案してもらい、型紙からオリジナルで作ったフェルト土偶。

顔のパーツの眉や目、口に綿が詰まっているところがお気に入りです。すべてフェルトを縫い付けて文様を出すこともできましたが、中空土偶の凛々しい眉やぽてっとした唇を表現したくて、綿を入れることにこだわりました。

ツボオシ土偶

ツボオシ土偶

名古屋市美術館主催「ツボコン2013」審査員特別賞受賞!

名古屋市美術館には手作りのツボ押しづくりキットが売ってあります。これ、何かといいますと、木製のツボ押しに自由に絵を描いたり色をつけたりして、オリジナルのツボ押しをつくれるようになっているんです。しかも、そのデザインを競うという「ツボコン」を開催しているというからたまりません。

2013年に中空土偶のデザインで応募したところ審査員特別賞をいただきました。審査員の方が「ツボを押したときに何か不思議な力が掛かるようです」とコメントしてくだったのもとてもうれしかったです。

徽章土偶

徽章土偶

ビジネスにも土偶を。

職場にも気軽に連れていける土偶があったらいいなあと思って作ったのがこれ。会社員の方で、徽章を毎日つけて出勤する、という人は私のまわりには少なかったので、であれば徽章のかわりにつけてもらえば楽しいのではないかと考えてつくりました。

目立たないだろうと思っていたのですが、赤茶色は紺や黒のスーツにはよく映えるようで、徽章土偶をつけて出勤した夫からは「目立ちすぎてすぐに同僚から声をかけられた」とのこと。まあ、でもコミュニケーションのきっかけができてよかったではないか。

土偶ブローチ

マダムな土偶ブローチ

気品あふれる装いに添えてほしい。

土偶をさりげなくおしゃれに取り入れたいという思いからつくりました。「なんか視線を感じる・・・」と思った先にこのブローチがあったらおもしろいなあと思っています。

かたちをつくったら乾燥させるだけでOKな粘土を使っています。素朴な色合いがポイントです。スカーフやジャケットの色によって、目立つこともあればあまり目立たないことも。よく見ると土偶だった・・・という驚きを期待して作っています。

土偶クッキー

土偶クッキー

日頃の感謝を込めて贈ろう。

女性の多い職場で働いていたときのこと。バレンタインデーの迫ったある日、「当日は各自何か作ってこよう」計画がありました。そういう流れにうまく乗れない私としては手作りチョコレートをかわいいラッピングで用意するということが素直にできず、それでも一人だけ何も用意しないというのは避けたいと悩んだ末につくることにしたのがこれ。

「え!ナニコレ!」と大いに驚いていただけたので、つい調子に乗って、人に何か手作りのものを差し上げるというようなことがあれば必ずこの土偶クッキーをつくるようになりました。おかげでずいぶん手際よくつくれるようになりました。

自由な土偶ステッカー

自由な土偶ステッカー

土偶の内なるエネルギーを感じて。

土偶と言えば、茶色、と思いがちですが、土偶が持つエネルギーを色にしたらすごくカラフルなんじゃないか?という考えから生まれた作品。明るくて、凛としていて、土偶が持っているエネルギーが伝わってくるお守りのようなシール。

土偶マグネット

マグネット土偶

オフィスに土偶を。

土偶のマグネット、これまでいくつつくったでしょう。100均の粘土でも扱いやすいものが出てきているので、いろんな粘土でつくっています。職場のデスクまわりにもおすすめ。

 

白系の粘土でたくさんのマグネットをつくって、それをさりげなく職場の掲示物に使う・・・なんてのもおもしろいなあ。考えるだけでわくわくします。ある日掲示を見ていたら、なんか視線を感じる・・・よく見たらマグネットに顔が!なんてことがあるかも。

町田出土の中空土偶ペンダントトップ

お仲間中空土偶ペンダントトップ

町田市出土の中空土偶をモデルにしました。

「中空土偶とは」のページで、ふれた町田市出土の土偶頭部。カックウと違って頭部のみですが、カックウに表情が似ていて驚きます。同じ中空土偶の仲間としてペンダントトップにしました。

これもさりげなさがポイントで、よく見たら土偶だった、と思わせたいがためにかなり小さく作っています。遠くからではただの丸い石に見えます。「え?それ土偶なの?」とよく見た人だけが気づけるようなサイズです。